最高級箏　お琴　くり甲　糸柾　柾目　紅木玉縁　子持綾杉（Ｃ）

こちらは、昨日のＣです紅木玉縁・子持綾杉・くり甲飾り縁等装飾部分全てを磨き済み甲磯ともに焼直し済み仕上げは、「イボタ」蝋と浮造りにてほとんど無傷の状態に仕上げましたが、中古のお琴です。何かしら小さなキズ等は、あるものとお考えください。真っ平らなフローリングに直置きしても、動きません。もちろん少しだけ動きましたが、長足（むかで）の方で高さを合わせましたので動きません。特筆すべきは、柾目のお琴だということです。一側が原木ですと外側（木の皮のある方）で巾側が木の中心です。中心に向かって木は固くなってまいりますので、低い音の一側は、柔らかく、段々と高い音の巾側に向かって固くなり、そこに柱を置きますので、音もよく出て伸びのある音色が形成されるということになります。また、柾なので、転調の際に柱は、スルスル動きます。客前（一側）の磯は特に綺麗に仕上げました。出品に際して、尾絹・口前は、新品交換の上、糸は新糸で特選常磐１７．５を六本強めで締めました。二は、小柱で神仙（ドレミのド・Ｃ）このお調弦で、六段の調が、お三絃（三味線）と尺八とで、合奏が可能になります。高い平調子ももちろん大丈夫このいわゆる高低調子の締め方が一番応用が利きます。春の海や唯是先生の神仙調等特殊なお調弦は、一～四までもう少し緩くする必要がありますが、ほとんどの楽曲は、この強さで柱が並びます。弾きやすい糸締めにしております。玉杢も綺麗ですが、お琴の理想の杢は、やはり柾目だと思います。節や玉がありませんので、どの糸も同じ音色で鳴ってくれます。やや追い柾（少し斜め）ですが綺麗な柾です。オールラウンド行けますが、どちらかと言うと古曲向きな音色やや軽い個体ですので、とても弾きやすく、よく鳴ります。先にも記載いたしましたが、中古のお琴ですので、キズ等は、あります。特筆すべき大きなものは、画像にして説明いたしております。神経質な方、無傷のお琴、新品もしくは新品同等品は、楽器店にてお求めください。付属品油単　新品　平安貴族柄の一番お値段の高いタイプ琴柱　白像　新雲井玉龍　新品琴台　特製ガタ防止仕様付属品不要の場合は、お値段調整いたします。